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医療脱毛で後悔するケースは?顔・VIOやメンズ医療脱毛の失敗例と後悔しない対策法を紹介

医療脱毛で後悔するケースは?顔・VIOやメンズ医療脱毛の失敗例と後悔しない対策法を紹介

2025-04-21

医療脱毛ではどのようなケースで後悔することがあるのか、顔・VIO・背中の医療脱毛を受けて後悔した方の事例やメンズの医療脱毛で後悔するケースをYahoo!知恵袋から調査し、医療レーザー脱毛でありがちな失敗事例についてもまとめました。

後半では医療脱毛で後悔しないための対策法や、医療脱毛で永久脱毛を行ったとしても10年後に再び毛が生えてきて後悔してしまうのかといった疑問についても解説しているので、医療脱毛の失敗例が気になる方やこれから医療脱毛を受けるから後悔をしたくないという方は是非参考にしてみてください。

医療脱毛の後悔するポイントは?

医療脱毛の後悔ポイント

まずは医療脱毛で後悔することが多いポイントについてまとめました。

医療脱毛の値段やローンで後悔する

医療脱毛は美容目的で行う施術であり保険が適用されない自由診療となるため、一度に支払う金額が高額になります。
契約する部位や回数により値段は変動しますが、5回以上のプランで契約する場合は10万円以上かかるプランもあるので、料金が予想以上にかかってしまう事で後悔したと感じる方もいるようです。

一度に支払う金額が大きいため、医療脱毛クリニックでは医療ローンを利用することも可能ですが、月々の支払額を減らそうとすると支払い期間が長くなりすぎてしまい、プラン終了後にも引き続きローンの支払いを続けなければならなくなり後悔してしまう方もいるようです。

医療ローンで後悔する場合

また、医療ローンでの支払いには手数料が発生することもあるため、支払総額が本来のプランの値段よりも高額になる事で後悔してしまうというパターンも起こり得るでしょう。

医療脱毛の効果を得るために長期的な通院が必要になる

医療脱毛は1回照射すれば全ての毛に効果があるというわけではありません。
毛には毛周期と呼ばれる成長のサイクルがあり、医療脱毛のレーザーは成長期の毛に対して高い効果を発揮するとされています。

この成長期の毛は全体の約20%ほどしかなく、全ての毛へ満遍なく照射するためには最低でも5回は照射を行う必要があるので、一度照射すれば効果があらわれると考えていた方は後悔してしまうようです。
また、医療脱毛は短期間で連続してレーザーを照射することができず、2回目以降の照射は休止期から成長期の毛が生え揃うまで待つ必要があり、おおよそ2ヶ月以上は期間を空ける事が推奨されています。

毛周期について図説

医療脱毛の効果が実感できるまでには最低でも5回かかると説明しましたが、その場合単純計算で10か月ほどは通院を続けなくてはなりません。

もちろん効果を実感できるまでにかかる回数には個人差があり、自己処理が不要になるレベルまで毛を減らすとなると更に照射回数も増えるため、後悔しないためにも医療脱毛の効果を実感するためには長期的な通院が必要になるということは覚えておきましょう。

医療レーザーの痛みが強くて後悔

医療脱毛に使用するレーザーは基本的に肌に強い熱を照射するため痛みを伴います。
よく例えに上げられる表現として「輪ゴムでパチンと弾かれるような痛み」と言われていますが、毛が太いワキやVIO等の部位や肌の根深い位置にまでレーザーを照射できる機種の場合は更に強い痛みを感じて医療脱毛を契約したことを後悔してしまう方もいます。

医療脱毛クリニックでは照射の際に麻酔を利用できたり痛みを感じにくい脱毛機でレーザーを照射してくれる所もありますので、痛みで後悔したくないという方はカウンセリング時に事前に相談してみましょう。

医療脱毛の痛みが心配

顔・VIO・背中の医療脱毛で後悔?失敗例を知恵袋から調査!

顔・眉・VIOの後悔や失敗談を知恵袋から!

ではここからは、医療脱毛で後悔した人の事例を知恵袋から探し、どのような失敗例があるのか調査していきます。

顔の医療脱毛で眉毛・おでこを永久脱毛して後悔することも

まずは顔の医療脱毛で後悔した方の投稿を知恵袋で調査しました。

短期間で完了させたいなら医療脱毛だけど医療はレーザー脱毛と言ってとても痛い

眉毛の永久脱毛で細くしすぎて戻ってこなくて後悔しています。

おでこが狭いのがコンプレックスで、生え際を医療レーザーで脱毛しました。
ですが、産毛がなく、おかしいです。横から見ても、斜めなおでこなので更に長く、顔が大きくみえます。

顔の医療脱毛をして後悔した人の意見として、上記のような知恵袋の投稿がありました。
顔に生えている毛は産毛が多いものの、顔は他の部位に比べて皮膚が薄くレーザーによる痛みを感じやすいため、痛みが強くて後悔してしまったという方がいました。

また、永久脱毛を行うと脱毛前と同じように毛を生え揃えることができなくなるため、眉毛やおでこの生え際付近の毛が減った事で見た目が変わってしまい後悔してしまったという意見も知恵袋から見受けられました。

メイクや髪型等で印象を変える事はできますが、眉毛やおでこまで脱毛することを検討している方はカウンセリング時にどの程度まで量を減らすか相談しておくと良いでしょう。

VIO医療脱毛でハイジニーナ(アンダーヘアの永久脱毛)にして後悔

次に医療脱毛でVIOを永久脱毛して後悔してしまったという方の知恵袋の投稿をまとめました。

現在4回目。見栄えが悪く大後悔しています。黒ずみは目立つし、つるつるにならないため中途半端。

結構な回数を行かないといけないので、中途半端で終わることになると、逆に見苦しくなり、そっちの方が後悔しそうです。

強いて言えば、友人とサウナに行く時に指摘されないかちょっと緊張。

アンダーヘアは身体の毛の中でも太くて濃い傾向にあるため、毛が薄くなるような脱毛効果を得るためには他の部位よりもレーザー照射は多く必要になります。
そのため少ない回数でVIO脱毛を契約していた方の場合、中途半端な毛量で見栄えが悪くなり後悔してしまうというような投稿がありました。

VIO脱毛で後悔まとめ

一方で、VIO全体をつるつるになるまで照射する「ハイジニーナ脱毛」を行った方の場合、銭湯やサウナなどに行く際に周りの目が気になってしまうという意見もありました。VIO脱毛の場合、カウンセリング時に毛量やデザインを調整してもらう事ができるため、VIOの永久脱毛をしたいけど、アンダーヘアを全て無くすハイジニーナにまではしたくないという方は相談してみましょう。

編集部チェック

VIOの医療脱毛で後悔した方の知恵袋には、「早く脱毛を始めなかった事に後悔している」というようなポジティブな意味合いでの投稿もありました。
VIO脱毛を行う事で見た目がスッキリしたり、自己処理の手間が省けるだけでなく、ニオイや蒸れが抑えられて雑菌が繁殖しにくくなり衛生面が保たれるというメリットもあるので、VIO脱毛を検討中の方は以下の記事も参考にしてみてください。

医療脱毛は背中に効果がない・終わらないと後悔

背中の医療脱毛を行った方はどのように後悔しているのか知恵袋をまとめました。

9回受けました。しかし背中になかなか効果を感じません。

背中の脱毛後、毛穴が黒く目立つようになってしまいました 原因と対策を教えて頂きたいです。

医療脱毛は6回し終えましたが、背中の黒ずみがひどいです。

背中の医療脱毛をした方の知恵袋の投稿を見てみると、「9回以上照射を終えてもなかなか効果を感じられない」というような投稿がありました。
背中は他の部位と比べて産毛のような細くて薄い毛が多いため、使用する脱毛機によっては上手く照射ができず、充分な脱毛効果が得られないという場合があるようです。

また、背中の脱毛後に毛穴が目立つようになったという投稿がありましたが、これはレーザーの熱によって照射された毛が一時的に膨張し、照射前よりも黒く見えることが原因です。
日が経つにつれて照射された毛はポロポロと抜け落ちるので、毛穴の黒ずみも徐々に減っていきますが、毛穴が盛り上がっていたり赤みがある場合は、炎症を起こしている可能性があるので、脱毛を受けたクリニックに相談するようにしましょう。

こちらの記事ではぶっちゃけどこの医療脱毛クリニックが良いのか、おすすめクリニックの料金や口コミをまとめているので、是非参考にしてみてください。
>>【ぶっちゃけ】医療脱毛のおすすめはどこがいい?口コミと知恵袋を調査し12院を厳選

メンズが医療脱毛で後悔するケース!髭の永久脱毛で後悔するか知恵袋調査

メンズが永久脱毛で後悔するケース

メンズの医療脱毛ではどのようなケースで後悔することが多いのか、知恵袋の投稿を調査しました。

ヒゲ脱毛(医療脱毛)10回目ですが、あまり効果を実感できてません。(中略)もともと濃い方ではなかったので医療脱毛なら数回で無くなるかと思ったのですが、こんなものなんでしょうか?

もみあげを永久脱毛したのですが左のもみあげ、右のもみあげの型が違いすぎて気に入らなくて後悔しています。

髭やデリケートゾーンなど本来、毛があるところを脱毛する場合、後戻りができない。

友達が医療脱毛をしたのですが痛すぎて断念しました 僕も髭脱毛したいのですが痛いのが嫌でなかなか髭脱毛できないです

VIO脱毛しましたが、後悔したことはないです。むしろ、もっと早く脱毛しておけばよかったと後悔したくらいです。

効果を実感できるまでにかかる照射回数が多くて後悔

メンズの毛は太くて濃い部分が多いので、医療脱毛の効果を発揮するまでに時間がかかります。
その中でも髭は太くて濃いうえに根深い位置に生えていて、レーザーが毛根にまで届きにくいため、つるつるの状態を目指すのであれば15回以上照射することを推奨されています。

メンズヒゲ脱毛の回数目安

医療脱毛の照射頻度は最短でも1~2ヶ月に1回なので、おおよそ1年3ヶ月以上は通う必要があるということは事前に理解しておきましょう。

永久脱毛をすると再び毛を生やせなくなるため後悔する

医療脱毛は照射を繰り返す毎に毛量が減っていくため、メンズの中には脱毛後に毛を再び生やしたいと思っても元のように生え揃えることができず後悔してしまうという人も中にはいるようです。

髭脱毛の場合は毛量やデザインを調整して照射することが可能なので、髭の永久脱毛をしたいけどツルツルにはしたくないという方は事前に相談してみましょう。

ヒゲ・VIOの脱毛の痛みで後悔することがある

ヒゲやVIOは、メンズの部位の中でも非常に痛みを感じやすい部位でもあるため、麻酔をせずに照射したら思いのほか痛みが強くて契約したことを後悔してしまうというケースもあります。
照射を繰り返すことで毛は段々薄くなり痛みも軽減していきますが、痛みに弱い方は無理せず麻酔を使用して施術を受ける事をおすすめします。

鼻下のヒゲ脱毛は特に注意

ヒゲは他の部位に比べて多くの照射が必要になり、その分麻酔を使用する機会も多くなるため、費用を抑えたい場合は麻酔料金がかからないクリニックで契約すると良いでしょう。

もっと早く脱毛を始めればよかったと後悔

知恵袋の投稿の中には「メンズ医療脱毛を始めて後悔したことがありますか?」という投稿も多く、それに対し「もっと早く始めればよかった」とポジティブな意味合いで後悔している方も多く見られました。

メンズ医療脱毛を行うと「毎朝の髭剃りの時間が短縮できる」「髭剃りによる肌への負担を抑えられる」「VIO周りの蒸れやにおいを軽減できる」などのメリットも多いため、実際に脱毛を終えた方は満足していることが多いようです。

医療脱毛で後悔しないためにレーザー脱毛の失敗事例を紹介

医療レーザー脱毛の失敗談を紹介

医療脱毛を始めてから後悔しないために、事前に知っておきたい医療レーザー脱毛の失敗例についてまとめていきます。

除毛クリームで自己処理すると脱毛失敗する

医療脱毛は施術日前日に照射箇所の毛の自己処理を行う必要がありますが、この自己処理の際に除毛クリームを使用してしまうと、除毛クリームの成分が毛や皮膚のタンパク質を溶かしてしまい、レーザー照射時に肌への負担が大きくなったり、毛に対してレーザーが上手く照射されず失敗する原因となるため注意しましょう。

また、ピンセットやワックス等を使用して毛を根こそぎ抜いてしまうと、レーザーを照射する毛が無くなってしまい脱毛の効果も得られないため、失敗しないためにも肌への負担が少なく表面の毛を処理しやすい電気シェーバーなどを用いて自己処理を行いましょう。

失敗しない自己処理の方法

照射漏れが発生する可能性がある

医療レーザー脱毛の失敗例には毛に対してレーザーが正しく照射されないことで発生する照射漏れ(打ち漏れ)があります。
本来、レーザーが照射された部位の毛は時間が経つと自然に抜け落ちますが、照射漏れが発生している場合は不自然に一部に毛がまとまって残ってしまいます

特に凹凸の多い部分は均一に照射するためには技術が必要で、照射漏れの有無はスタッフの技術力によって左右されます。照射漏れが発生した際には無料で再照射をしてもらえたり、クリニックによっては同じ部位を往復して照射し照射漏れを防ぐ試みをしている所もありますので、気になる方は脱毛契約前のカウンセリング時に尋ねてみると良いでしょう。

レーザーの熱で肌が荒れる場合がある

医療脱毛ではメラニン色素に対して高温のレーザーを照射することで毛の発毛組織を破壊しますが、毛だけではなく周りの肌にもレーザーの熱が伝わることで肌にダメージが与えられるため皮膚が炎症を起こしてしまうことがあります。

脱毛後にアフターケアとして患部を冷却したり、炎症止めの薬を塗ってもらえるクリニックもありますが、血行が良くなると肌に炎症が起きる可能性が高まりますので、脱毛当日は激しい運動をせず家でゆっくり休み、湯船に浸からずシャワーだけで済ませるようにしましょう。

熱破壊式と蓄熱式の図解

医療脱毛の照射方式には、毛を作り出す毛母細胞に強い熱を与える「熱破壊式」と、バルジ領域と呼ばれる毛の生成を促す組織に低温の熱をジワジワと与える「蓄熱式」があり、蓄熱式は熱破壊式よりもレーザーによるダメージを抑える事ができるので、レーザーによる肌荒れが気になるという方はそちらも検討してみると良いでしょう。

医療脱毛期間中は日焼けにも注意!

日焼けをしている肌は軽い炎症を起こしており非常に敏感な状態です。
その肌に医療レーザーを照射してしまうと脱毛時の痛みが増したり肌荒れしやすくなるだけでなく、日焼けにより生成されたメラニン色素にレーザーが反応してしまい、毛に対して正しく照射されず失敗してしまう原因になります。

医療脱毛期間中は日焼けにも注意

また、日焼けした直後や日焼け肌は、脱毛機の種類によっては脱毛自体を行うことができないため、医療脱毛に通っている間は日焼け止めクリームなどを用いて日焼け対策を行いましょう。
脱毛と日焼けの関連性については以下の記事でもまとめているので、参考にしてみてください。

硬毛化・増毛化が起きる場合がある

医療脱毛ではレーザー照射後に「硬毛化」や「増毛化」が起きる可能性があります。

硬毛化・増毛化とは?

照射した部位の毛が照射前よりも太く硬くなったり、毛が増えてしまう現象です。
原因ははっきりと解明されているわけではありませんが、レーザーによる熱が上手く照射できていない際に発生しやすく、産毛の多い背中・二の腕・お尻等の照射の際には注意が必要です。

硬毛化・増毛化が起きる確率は1%~10%と言われていますが、発生した際には再照射を行ってくれるクリニックもありますので、まずは施術を受けたクリニックに相談してみましょう。

医療脱毛で後悔しないための対策法やクリニックの選び方

医療脱毛で後悔しないクリニックの選び方

医療脱毛が行えるクリニックには数多くありますが、その中からどんなクリニックを選べば後悔しないのか、クリニックの選び方や対策法を紹介します。

麻酔を利用できるクリニックを選び痛みを抑える

医療レーザーによる痛みで後悔しないために、痛みに弱い方は麻酔クリームや笑気麻酔を利用できるクリニックを選んでみてください
全てのクリニックで麻酔の用意がされているわけではなく、利用する際に発生する料金もクリニックにより変わるので、カウンセリング時にスタッフに確認するようにしましょう。

医療脱毛に使える麻酔の特徴

麻酔を利用しなくても蓄熱式脱毛機を利用すればレーザーの熱による強い痛みは抑える事ができるので、麻酔の利用に抵抗がある方は蓄熱式脱毛機が導入されている医療脱毛クリニックを選んでみるのもおすすめです。

手の届かない範囲のシェービングはクリニックで対応してもらう

医療脱毛を行う場合施術部位を事前にシェービングする必要がありますが、背中・腰・Oラインなどの自分では手が届きづらく目視で確認もしづらい部位は、無理に自分で処理を使用とすると誤って肌を傷つけてしまう可能性があります

シェーバーによる切り傷などが残ってしまっている場合、その部位の照射は避けられてしまい、1回分の料金が無駄になり、後悔する原因になってしまいます。クリニックの中には、手の届かない範囲は無料でシェービングを行ってくれるところもあるので、自己処理が難しい箇所を脱毛する場合はそういったクリニックを選ぶといいでしょう。

料金の総額が抑えられるクリニックを選ぶ

医療脱毛は基本的に単発では充分な効果が実感できず、最低でも5回以上はレーザーを照射することが推奨されています。
そのため、全身脱毛などを契約すると支払総額が10万円を超えてしまうクリニックも多いので、キャンペーンや割引きを利用してプラン料金を抑えると良いでしょう

また、医療脱毛では脱毛プランの料金以外にも前述した麻酔やシェービング代が追加で発生する可能性があります。
プラン料金を安く抑えられたとしても、通院するたびに追加費用が発生してしまうとかえって料金が割高になり後悔する原因となるため、麻酔料金・シェービング料金などの追加費用までを踏まえた料金の総額で考えてクリニックを選びましょう

医療脱毛で永久脱毛をしても10年後に毛が生えてきて後悔する?

永久脱毛しても10年後に生える?

最後に、医療脱毛を行ったとしても時間が経ったら毛が生えてしまい後悔する可能性はあるのか、永久脱毛の定義と医療脱毛から10年後の毛根の状態について解説していきます。

医療脱毛は本当に永久脱毛?

医療脱毛では照射回数を重ねる事で永久脱毛が可能ですが、「永久」というワードが入っているもののその後二度と毛が全く生えてこないという意味ではありません。
アメリカの政府機関であるFDAや、アメリカ最大の電気脱毛士団体のAEAでは、永久脱毛は以下のように定義されています。

永久脱毛の定義
FDA 3回目の脱毛施術から6ヶ月に2/3(67%)以上の毛が減っている状態
AEA 最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下に減っている状態
永久脱毛の定義

永久脱毛が行えるとされている施術は、発毛組織を破壊する医療脱毛とニードル脱毛のみなので、脱毛サロンの光脱毛や家庭用脱毛器では永久脱毛の効果は得られません。
また、除毛クリーム・ブラジリアンワックス等も生えている毛を一時的に無くすだけの「除毛」にあたる行為なので注意しましょう。

白髪の永久脱毛の注意点

本来、体毛が作られる時にはメラノサイトと呼ばれる細胞からメラニン色素が生成されることで黒い毛が生えてきますが、加齢やストレスなどによりメラノサイトの働きが減ると白髪になります。

医療レーザーは、メラニン色素に反応することで発毛組織に熱を加え、細胞を破壊し脱毛するので、白髪には反応せず脱毛することができません。

ただし、医療ニードル脱毛は電流を流した針で毛根の組織を破壊するため、白髪であっても永久脱毛することができるので、白髪を脱毛したい場合には医療ニードル脱毛を選択するといいでしょう。

医療ニードル脱毛

医療脱毛から10年後に毛が生える可能性はある

上記の通り、永久脱毛は毛を完全に無くす目的で行うのではなく、長期的な減毛を目的として行うため、医療脱毛をしても10年後に再び毛が生えてくる可能性はあります。

照射回数が足りなくて毛が生える可能性がある

医療脱毛は発毛組織をレーザーで破壊するため、破壊された毛根からは基本的に毛は生えてくることはありません
しかし、前半で解説したように医療脱毛の効果を充分に発揮するためには成長期の毛に照射する必要があり、その成長期の毛は毛穴全体の約20%ほどしか当てはまらないため全ての毛に照射するためには最低でも5回は照射する必要があります。

毛が濃くて太い場合は1度照射しただけでは破壊にまでは至らず、定義上は永久脱毛をしていたとしても時間が経つと毛が生えてくる場合があるので、10年後も限りなく無毛の状態を保ちたいという方は5回~10回程度は医療脱毛を受けると良いでしょう

ホルモンバランスの変動で産毛が濃くなる

女性の場合、加齢によりホルモンバランスが変動すると女性ホルモンよりも男性ホルモンの量が優位になります。また、出産により女性ホルモンが急激に減少すると一時的に男性ホルモンの量が優位になり、ホルモンバランスが変動することで産毛が濃くなります

ホルモンバランスの変化の例

レーザーにより発毛組織が破壊されていればホルモンバランスが乱れたとしても再び毛が生えてくることはありませんが、メラニン色素に反応する熱破壊式レーザーは産毛には反応しづらいため、照射されていなかった産毛が濃くなり毛が増えてしまったと感じる場合もあります。

編集部チェック

10年後に毛がまた生えてくるなら医療脱毛をする意味は無いと考える方もいると思いますが、あくまでも「可能性がある」という事なので、全ての人が永久脱毛をしても必ず毛が生えてくるというわけではありません
照射回数を重ねたり、様々な毛質に合わせてレーザーが照射できるタイプの脱毛機であれば10年後に復活する毛を限りなく減らす事もできるので、医療脱毛で後悔したくないという方は覚えておくと良いでしょう。

医療脱毛で後悔する前に!知っておきたいよくある質問まとめ

脱毛で後悔する前に知っておきたいこと

最後に、医療脱毛を始めてから後悔しないように、事前に知っておきたいよくある質問についてまとめました。

医療脱毛はぶっちゃけ何回かかる?

医療脱毛で効果を実感するために必要な回数は、部位や毛質、個人差によって異なりますが、おおまかな目安としては以下の通りです。

効果を実感できる回数 ツルツルを目指す回数
5~8回 10回以上
VIO 5~8回 10回以上
5~6回 8回以上
腕・脚 5~6回 8回以上
背中・お腹 5~6回 8回以上

後悔するポイントでも紹介したように、医療脱毛は毛周期の成長期に合わせて照射を行うため、効果を実感するためには最短でも10か月以上はかかることになります。

また、メンズの場合は女性よりもけが太くて濃い傾向にあるため、上記の目安よりも多く照射する必要があり、中でも毛が濃くて太い髭脱毛では効果を実感するまでには10回以上、ツルツルを目指す場合は15回以上の照射が必要になる場合があります。

医療脱毛には発ガン性がある?

医療脱毛は強いレーザーを肌に照射するため皮膚癌になるのではないかと考える方もいるようですが、結論から言うと医療脱毛には発ガン性のリスクはほぼありません
皮膚がんを誘発する原因として、DNAに直接ダメージを与える「紫外線」がありますが、医療脱毛に使用するレーザーは波長が長くDNAまでには影響を与えないため、医療脱毛が癌を誘発することは無いと言えるでしょう。

医療脱毛をやりすぎるとどうなる?

医療脱毛の効果を実感するためには最低でも5~6回以上、ツルツルを目指すためには8~10回以上は照射が必要だと説明しましたが、毛を完全に無くしたいからと言って必要以上に照射を繰り返すと肌にダメージが蓄積されてしまうため、赤みや火傷などが発生するリスクが高まります。

基本的にはどのクリニックも効率的に脱毛を行うために、照射日から1~2ヶ月は空けるように言われるため、短期間に脱毛を行うことはないと思いますが、脱毛の照射間隔が短いと皮膚が炎症を起こす可能性があるので、肌が弱い方は医師やカウンセラーと相談しながら照射間隔を決めていくと良いでしょう。

医療脱毛で後悔するケースと後悔しない対策法まとめ

医療脱毛で後悔するケースについて知恵袋等からも引用し調査しましたが、「値段が高額になり後悔」「痛みが強くて後悔」「毛を元の形に戻せなくて後悔」など、いずれも脱毛前に想定していた状況とは異なるため後悔してしまうという例が多い印象でした。
そのため、事前に医療脱毛に関して理解を深めておけば契約前後のギャップが減らせるので、後悔せずに医療脱毛が行えるでしょう。

医療脱毛で後悔や失敗をしたくないという方は以下のポイントを抑えておきましょう。

  • 医療脱毛の値段が割安になる割引・キャンペーンを利用する!
  • 痛みが抑えられる麻酔や脱毛機が利用できるクリニックを選ぶ!
  • 除毛クリームやワックスで自己処理を行わない!
  • 手の届かない範囲のシェービングはクリニックで依頼する!
  • 医療脱毛中は日焼けしない!

医療脱毛は毛に対してレーザー照射が行えないと効果が得られないため、失敗しないためにも事前に正しくシェービングを行う必要があります。
医療脱毛クリニックで手が届かない範囲のシェービングは対応してもらえますが、追加費用が発生してしまう所もありますので、料金を抑えたい方は無料で対応してもらえるクリニックを選ぶと良いでしょう。

今回紹介した医療脱毛クリニックだけでなく他のクリニックも見てみたいという方は以下の記事もチェックしてみてください!